Fumonは、立体因州和紙を使用したアートウォールクロックです。小さな内側の円から秒針、分針、時針と3枚で時計として機能します。ぽっこりへこんだ凹モデル・ぽっこり飛び出た凸モデルの2タイプ展開で軽やかで潔く、しかしながら簡素になりすぎず、温かみや面白みを持った魅力的なアートクロックに仕上がっています。
鳥取県東部(旧因幡国)特産の「因州和紙」を手掛ける伝統工芸士、中原剛氏の協力によって一枚一枚丁寧に手作業で仕上げられています。鳥取砂丘の砂は、風によって刻々と変化し、砂像はひとつとして同じ表情がないのです。このゆっくりと変化し、見るたびに姿を変える風紋の雅に擬え、キネティックアートとして表現しました。
球面状の立体和紙が見せるグラデーションの陰、そして重なり合う和紙が落とす影、時間の移ろいに陰影が織りなす、一日に二度だけ同じ姿になる「風紋」は、時計を超えたインテリアオブジェとなりました。職人の手作りですので、全て一点ものになります。中原商店印とシリアルナンバーを入れてお届けします。
凹モデルは生産終了となります。